2004/07/21

Alfa GTとの遭遇

先日、都内でアルファロメオの新作、AlfaGTを目撃しました。写真よりも、走る現物の方がカッコイイです。ベルトーネ・デザインは、久しぶりだったような?
本来、戦後のアルファは、クーペがベルトーネ、オープンがピニンファリーナ、セダンがオリジナル・デザインという路線でしたが、80年代以降は、カロッツエリア・デザインのクルマは少なくなってきていました。

私は、正直、今のアルファのレトロデザイン路線には否定的なのですが、今回のGTは、ベルトーネらしいボクシィさとサイドのプレスラインの入れ方には、まだ丸いアルファのデザイン表現方法はあるのだなと感心しました。ただ、ロールしないで曲がりそうなデザイン(ボディにマスを取り、キャビンを小さく見せることで、重心を低く見せる)って、アルファはそれで良いのだろうか?という点は引っ掛かってしまいます。コーナーを走る姿を斜め後方から見て、外側が沈むロールで、フロントの内側タイヤがフェンダーからはみ出しながら、アノ男らしい排気音を轟かせるのが、伝統のカッコいいアルファの走りと存在理由だと思うのですが。

FF以降のアルファは、友人の155と156しか運転したことが無いのですが、たとえボディがドイツ車や日本車よりもボロでも、脚回りの過剰なクォリティという伝統を、このクルマが継承していてくれていれば良いのですが。エンジンは、アルファ印ならクルマ好きには文句のない、ドライバーを泣かせる音とトルクの出方でしょうから、心配はしていません。

最近のアルファのオーナーは、夏でも冬でも窓を閉めてお乗りの方が増えました。見栄とやせ我慢はクルマ好きの最後の砦。AlfaとAlfaオーナー、頑張れ!とエールを送る私は、古い人間のようです。