2004/06/07

富士野屋夕亭さんの温泉のヒミツ?

石和温泉のお湯って、アルカリ泉系ですので、見た目は透明で肌のあたりは柔らかいのですが、実は結構「濃い目」でもあります。源泉湧出温度は、地域の平均で約50度。汲み上げて浴槽に配泉することには、ちょどいい感じの温度になるんです。

【温泉、源泉、加水、循環】
温泉の表記については、全国各地で「源泉」や「100%」などの表記が乱立し、平成14年7月の公正取引委員会による実態調査(PDFファイル)が示されたことで、ある程度落ち着いてきた感があります。天然資源ですので、源泉温度が一律でない以上、草津のように高温源泉を湯畑で空気に晒して冷やすことや、ボーリングの深度が非常に深いため、湧出温度が高くても、湯船までにはどうしても温度が下がってしまうため、ボイラーで加温を余儀なくされる場合、あるいは源泉の成分濃度が高すぎるため、歴史的に加水されている温泉など、源泉を使用しているのに、源泉と表記できないケースは、全国に数多みられます。

【衛生管理こそが重要】
レジオネラ菌など、温泉にまつわる細菌感染の例が記憶に新しいところですが、重要なことは、大気や人体が浴槽に持ち込む様々な菌を、いくら源泉の掛け流しでも、その付着や堆積まできれいサッパリ掛け流してくれるわけではありませんので、衛生管理こそが温泉浴場では、いちばん大事なことなのです。

【本当に温泉だけをかけ流しているんです】
富士野屋夕亭の客室露天風呂で、ウチでご紹介している富士野屋夕亭さんですが、自家源泉で館内のお風呂を賄い切れるほどの湯量があり、夏場は温泉プール(こちらはさすがに温度を下げるため加水されますが)まで供給出来るのですが、どうしても冬場になると、湯口の温度が下がってしまい、何らかの温度調整をしないと、お客様が風邪を引かれてしまいます。ボイラーで加温してしまえば、温度は保てるはずでが、それをしないで、他の温度の高い配泉で割泉(という言葉があるのかは分かりませんが)してまで、温泉100%の全館供給にこだわっているんです。

冬場の”温泉割り”があるために「源泉100%掛け流し」との表記を遠慮しているだけで、本当に100%温泉を、大浴場からいちばん小さなタイプのお部屋の部屋風呂までかけ流しで供給しているんです。そのこだわりに、ジャーニーマンとしても是非にと提携をお願いして、掲載させていただいています。

【ファミリー温泉旅行・一人旅で温泉&部屋食】
貸し切り風呂もありますし、ご家族で100%温泉の家族風呂旅行にはおオススメです。また、超スポ掲載にあたり、ジャーニーマンでは「シングル・プラン」をお願いして、設定いただきました。一人旅で、温泉付きの宿がなかなか探せない、あるいは、旅館の広い食事処で一人での食事時間が苦痛という方(私も取材の時いつもそうですから、よく分かっているつもりです)も、お部屋食なら、ゆったりと気兼ねなく滞在を満喫出来ることでしょう。
温泉コストパフォーマンスには、相当の実力の宿ですよ。