2004/06/30

TypePad、サービス開始

Blogといえば、MTのSixApartから、日本語TypePadのサービスが、いよいよ開始とのアナウンスが届きました。

TypePad日本語

どんなBlogサービスかといいますと、

TypePad Japanは豊富な機能を備えた、インストール作業不要のホスティング型ウェブログ・サービス「TypePad」の日本語版サービスです。日記や旅行記といった一般的なウェブログだけでなく、画像をアップロードするだけで手軽にアルバムを作成できる「フォト・アルバム」や、簡単に書籍やCDの画像やタイトルをリストできる「TypeList(タイプリスト)」といった便利な機能を使って、ウェブサイトを簡単に構築・更新することができます。TypePadをお使いいただくことで、ビジネス・プライベートにかかわらず、ウェブログを通じたコミュニケーションを実現できるようになります。

とのことです。(同サイトより抜粋)

有料でも、写真アップが出来、ある程度デザインの自由度のあるBlogサービスをお探しの方は、要チェックですね。

2004/06/29

WWDC2004のストリーミング

またまた道草です。
ライブは無かったものの、Macユーザーの教典?WWDC2004のQTストリーミングが始まっていました。

Apple.com WWDC2004

2004/06/28

温泉でフワぁーっ。

先日、営業で伊豆下田方面に出張ってきました。この時期の伊豆南部って、ちょっと日本ぽくない感じです。梅雨が明けてしまえばまた違うのでしょうけれども、物凄い湿度は雨期の東南アジアを思わせます。

ある旅館さんにお邪魔したのですが、私の興味は、一部江戸時代から残るという建物が、この湿度の中でどのように造られているのかという点でした。見ると、障子や引き戸などのサンに広いすき間があり、成る程、これで湿度による膨潤に対応しているのか、と確認しました。材質などは時間の関係で確認できませんでしたが、やはり長い時間に工夫される、その土地その土地の建物や食べ物(料理や保存方法なども)の知恵って、尊敬に値するなと改めて思った次第です。

失礼する前に、こちらの宿自慢の源泉掛け流し温泉を拝借させていただけることになりました。え、仕事ですよ、一応。役得ではありますが、宿のお客様ではありませんし、帰りにはご挨拶もしなければいけませんので、そう長風呂出来ないことは寂しいのですが、仕方ありません。それでも、木々に囲まれるお庭の露天風呂。周囲は虫やカエルの声、頭上には瞬く星の数々。一汗かくと、身も心もサッパリです。天然温泉は、入浴中の感触と、お風呂上がりのナチュラル感が最高です。あー早くこの宿を皆さんにご紹介できるようにしたい、と思いつつ、宿の方々にご挨拶をして、天城越えの帰路に就きました。仕事で廻るお宿体験は、イイお宿に出会うほどに、辛いものなのです。やはり時間や立場を気にすることのない「お客様」として、あるもの全部を満喫するべくお邪魔したいものです。

ところで、最近、私は大浴場系露天風呂派です。客室露天風呂の「独り占め」感には満足ですが、大きなお風呂にオープン・エアーなスパタイムは、精神的な解放感がやはり全然違います。そういえば、ここ数年行っていないのですが、長野県・安房峠のトンネル脇の旧峠道に「神の湯」という野趣溢れる山の中の立ち寄り温泉があります。山から湧き出る高温源泉を、大気に晒して冷ますスタイルの源泉掛け流し・露天風呂は、森林浴と温泉浴のW浴。海の側の温泉の次は、久しぶりに山の神様のお恵みのオープン・エアー温泉に行って見たいですね。

と、贅沢な妄想に耽るJNMでした。暑い時も、温泉露天風呂、サイコーです。

2004/06/21

動と静

本店舗でご紹介しております「石苔亭いしだ」さんには、宿のシンボルとして「能舞台・紫宸殿(ししんでん)」がありますが、ここでは、地元芸能者による舞台が毎夜催され、宿泊者、外来のお客様にお喜びいただいております。

色々な演者さん達が、日替わりでそれぞれの演奏を披露し、静かな筝曲・三味線から非常にダイナミックな演奏もありで、舞台と客席が近いこともあり、滞在中の愉しい時間を演出してくれます。
もちろん、記念公演として本格的な「能」のステージも年に数回あり、こうした日は地元・阿智村の皆さんもこぞって来館され、昼神温泉の一つのシンボルとなっております。

写真でご紹介の演者さんは「塩原 良さん」です。数々の和太鼓コンテストで優秀賞を受賞され、現在十団体のグループ指導もされている方です。Blogで音まではお伝えできませんが、その全身の筋肉の動きから、出てくる音を想像してみてください。




ところで、こちらの宿の若女将さん、本当におきれいで優雅な物腰の方なのですが、ご趣味でBigバイク(ハーレー)にもお乗りになるそうです。スゴイですね。
ご了解をいただいて、いしださんの「若女将日記」を、このBlogでもご紹介させていただくことになりました。日々の旅館の若女将仕事をこなしつつの日記更新がいかに大変なことなのかは、Bloggerの皆様ならお分かりのことでしょう。

若女将の日記(石苔亭いしだ)

ちなみに同宿の最新情報も、こちらの日記でお読みいただけます。新しくリニューアルされたお部屋の情報は、JNMでもゲットしておりまして、ただ今編集中です。請うご期待、です。

Win IE 5とCSSのtips

リンクいただく各BlogでもWeb系の話題が続いておりますので、私ももう一つ道草を。

丁度、本サイトでも、お問い合わせいただいておりましたので、ご存知の方は流していただきたいのですが、CSSを作製する上での、ブロック要素の【margin、border、padding】の設定で、Win IE5.xと同IE6&他のブラウザとで同様の表示を確保するCSS記述方法で、私の採用している方法をご紹介します。

(お断わり:以下のtipsは、HTML4.0の標準モードの場合です)

CSSで画像以外でfloat設定しているブロック要素には、幅サイズ(=width)の指定が不可欠ですが、Win IE5とWin IE6を含めたその他のブラウザとでは、そのコンテンツの計算基準が違います。

現在の各最新版ブラウザの標準モードのレンダリングでは、上記ケースでコンテンツの幅を設定する際は、先の【margin、border、padding】をすべて引いた後の幅数値(pxやem、%など)が、指定する「コンテンツ幅=
width」になるのですが、IE5のみ、「コンテンツ幅+padding+border」までが、指定する「コンテンツ幅」となります。

仮に、
・あるブロックの全体の幅を400px、
・marginの左右をそれぞれ10px、
・borderラインを左右に2pxで引き、
・borderからの内側余白(=padding)を左右8px
という設定で、CSSを製作するとしますと、通常は、
width: 360px; (※)
margin: 10px;
border: 2px;
padding:8px;
(記述は端折って、M/B/Pとも上下左右にも同じpx設定です)
となりますが、IE5の場合では、
width: 380px; (※)
margin: 10px;
border: 2px;
padding:8px;
としないと、同様の表示が確保できません。

対応策としては、それぞれに対応する2枚のCSSを作製して、javascriptでブラウザ(UserAgent)毎に、読み込むcssを振り分けるという方法が企業サイトには多く見られますが、最近ではjavascriptを切る設定でブラウジングされている方もいらっしゃいますし、私の様に小規模なWeb店舗では、製作時間に限りがありますので、出来れば1枚のスタイルシートで、両方に対応したいところです。

現在、私が採用している方法では、問題の【width】の記述を、以下のようにすることによって回避し、表示用のCSSは何とか1枚のシートで対応しております。

margin: 10px;
border: 2px;
padding:8px;
width: 380px;      ←IE5の設定幅
voice-family: "¥"}¥"";
voice-family: inherit;
width: 360px;      ←その他の設定幅

floatは、コンテンツ内のテーブルや、他の要素のオーバーフロー処理など、ブラウザ毎の対策が非常に難しい世界で、今でも「なんでお前は言うことを聞いてくれないんだぁ」と半べそかきながら、書いてはブラウザ・チェックを掛け、私の弱い頭を掻きむしりながら四苦八苦の毎日です。
テーブルレイアウト時代は、楽でした…

2004/06/18

Shift_JISサイトで

スミマセン、下のポストですが、UTF-8エンコードのサイトでは、携帯からアクセスすると、サイト自身が文字化けしてしまうようです。

お試しになる方は、エンコードをShift_JISのサイトでどうぞ。

Bloggerでは、UTF-8→Shift_JISに途中で変更すると、エントリーは無事なのですが、テンプレート上で追記したサイドバーの日本語が化けてしまうようですので、ご注意を。

話題?のQRコードを張ってみました。

ここのところ、本当に道草ばかりしてます。(笑)

情報が”古い!”でしたらごめんなさいですが、さて、TVCFで話題のじーっと見つめると浮き上がるホログラム、ではなく、様々な二次元情報を埋め込めるという、話題のQRコードですが、無料でJPEG生成してくれるサイトを見つけました。

「QRのススメ」
(※リンク・フリーとのことで、ご紹介させていただきました)

試しにココのBlogのURLを生成してもらったものが↓です。


旅の道草URL


使い方は、これから色々と広がっていくのでしょう。QRコードは、現在、バーコードと同じく、個人・法人を問わずフリーで利用できるようですので、皆様もいかがでしょうか?

ところで、実は私、このQRを読み込める携帯電話を持っておりません。(泣)
どなたか、無事、アクセスできるか、実験してみていただけないでしょうか?

blogの世界はスゴイ写真がたくさん

温泉の神様のお恵み

ココの体裁も何となく落ち着きそうなので、ちょっとblogの世界をお散歩してみました。
プロの方なのか、個人の趣味の方なのか、あるいはプロの方の個人の作品なのかは存じませんが、すばらしい写真をアップされていらっしゃるblog、多いのですね。

ここはBloggerのフリー版なので、ダイレクトにイメージをup出来ず、本サイト更新の時に一緒にupして、せっせとリンクを手打ちしないと表示できないのですが、Bloggerの世界を覗かせていただくと、皆さん素晴らしいですね。思わず魅入ってしまいました。

私の場合、仕事柄、ディテールを描写することに留意するあまり、表示の様な写真は、本当に運良く神様が撮らせてくれるタイミングに巡り合えて、シャッターを押せた後に残っていてくれる時にしか、写せないです。
最近、取材の途中で車を止めて、プライベートにシャッターを切ることを忘れている自分が…
もっと、シャッターを切らなければと、反省しました。

リンクさせていただいた方、勝手に申し訳ありません。密かにファンになりました。

2004/06/17

MacJournal + Blogger

本体更新の合間に、Blogger世界の探索を開始しましたら、さすが先達のエントリーには有益な情報がいっぱいです。おかげでこのblogも、ちょっとはそれらしくなってきました。

blogは数多あれど、なぜBloggerを選んだかといえば、実は、Macな私がネタ帳として重宝しているMacJournalというソフトから、直接書き出せることがいちばん大きかったです。
このソフト、ありそうでなかったメモソフトで、blogのようにジャーナルとエントリーで、記事(ネタ)を書きだめできるのです。取材先でのメモを、今まではJeditなどのテキストライタで貯め込んでいたのですが、後で引っ張り出すのに、保存名やら1枚ずつ引き出したりやら、複数の原稿を合成するのにさらに新規にファイルを作らなければならなかったりで、編集作業では、デスクトップをいっぱいに散らかしていたのですが、このソフトを知ってから、ネタはジャーナル毎に散発に貯めて、編集する時は、Jeditの1枚にコピー&ペーストで仕上げられるようになり、作業がとても楽になりました。
おまけに、テキストファイルやxmlファイルのバックアップも自動的にしてくれますし、とても優れたソフトだと思います。
これでデータをiSync出来たら最高なのですが。

シンプルなインターフェイスながら、メールにもダイレクトに書き出しできるなど、非常に多機能です。日本語メニューもデフォルトで入っていますので、ダウンロード後はそのまま使えます。これがフリーというのは、本当に驚きで、作者氏に感謝です。

Bloggerへの書き出しは、「ファイル」メニューから「Blogger」を選択、またはツールバーをmailなどと同様にカスタマイズすれば、一発(パスワードは入力が必要ですが)で送れます。

送り先のURLは、Bloggerのサーバならそのままで大丈夫なようです。User NameとPass、Blog IDを入力します。Pass以外は保存されますから、次回はPassだけで大丈夫です。
Blog IDは、ブラウザでBloggerのホームページにログイン後、ご自身のBlogsのところにカーソルを合わせると、ブラウザのリンク欄に出てきたURLの最後の数字がそれになります。
(Bloggerのhelpをご参照下さい)

ところが、MacJournalでBlogger書き出しには一つ問題があります。日本語環境ですと、エントリー内で編集したリンクやフォント装飾がある状態だと、書き出したエントリーは見事に化けてしまいます。
直接出力する場合は、リンクなどのタグは、そのまま手打ちをしてから出力するか、記述を終えたら、::H&A::さんの情報で、FireFoxでは編集画面にWindows IEと同じく、strog、em、a href、引用のボタンが使えるようですので、ブラウザ上にコピー&ペーストしてから、再編集という手順になります。

と、ココまで書いて、あ、単純に記事を書き上げたら、そのままブラウザにC&Pが一番簡単だということに気付きました。(恥)当分、私は手放せないソフトです。

2004/06/16

コメントシステムを追加しました

����今までは、デフォルトでbloggerアカウントをお持ちの方�だけで、しかも英語でしか案内のなかったコメントシス�テムでしたが�、�Japan Bloggerを探したところ、kazenotayoriさん、okanomailさんのblogを参考にさせて�いただ�いて、どなたでも�コメントいただけることになりました�。

�やっと、blogっぽくなってきました。(笑�)
�旅行(といっても私は��国内の宿専門ですが、宿泊のことでお分かりにならないことや、�素朴な疑問などもお寄せいただけましたら、お応えできる範囲でre-コメントさせていただきます。

でも、あまり応用が利かないキャラですので、どうぞお手柔らかにお願いします。

レイ・チャールズ・トリビュートは明神館の新ルームで。

本日は、冒頭、旅行とは別のお話しで申し訳ありません。
先日、73歳で亡くなった「レイ・チャールズ」のトリビュート・サイトがありましたので、そこのご紹介を。

レイ・チャールズといえば、なんといっても「Georgia On My Mind」は有名ですね。日本ではサザンオールスターズの「いとしのエリー」をカバーし、同曲は、クリスマスのTVCFだったこともあって、今でもオムニバスのクリスマス・ソング・アルバムにはよく収録されています。私は子供の頃、父に「What'd I say」を聴かされて、黒人音楽の物凄いリズム感とソウルフルな歌声にカルチャーショックを覚え、さらに、中学生の時、同じく父に連れて行ってもらった映画「ブルース・ブラザーズ」での、圧倒的なカッコ良さが印象的でした。先日、NHK・BSで同映画を放映しているのを観ましたが、懐かしさがいっぱいに込み上げてきました。と感慨一入の矢先の訃報には、ちょっとショックを受けてしまいました。

度々の日本での地方講演もしたレジェンド・アーティスト。私は、地元での公演チケットを両親にプレゼントしましたが、やっぱり
生を見ておけば良かったと、今更ながらに思います。ウチのサイトの名称で、お気付きの方は直ぐにお分かりのことと思いますが、私は13歳の時以来、エリック・クラプトンのファンですが、ECの最も影響を受けたアーティストの中に、レイ・チャールズは存在し、前作でも、「Come back baby」「I want a little girl」という2曲をカバーしていています。

フェンダーのローズ・ピアノは、もはや単なる電子ピアノではなく、ハモンドオルガンのように一つの楽器として認識される存在ですが、私にとって、レイチャールズこそハモンドとローズを鳴らすその人というイメージなのです。最近、中高年の方にはピアノが静かなブームですが、ぜひ、ローズにも挑戦していただきたいと、勝手に思ってしまいます。クルマと楽器は、お歳を召された方ほど、その姿はカッコイイですから。

HMVさんのサイトに、バイオグラフィーを見つけましたので、ご紹介させていただきます。
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=304040033

また、海外の音楽通販ショップのサイトですが、トリビュートページで、彼の代表作を連続で聴けるサイトもありましたので、よろしければ、時代を越えて存在感のある名曲に、暫しお耳を。
rhino.com
↑の「listen here」という案内で、Windowsの方はWindows Media、もしくはReal Audioを、Macの方はQuickTimeをクリックすると、ありがたいことに、表示のプレイリストを、連続で聴くことが出来ます。

なぜ、レイチャールズを取り上げたのかと申しましたら、やっと本題ですが(笑)、ウチでご紹介している「扉温泉・明神館」さんのいちばん新しい「お鷹ベッドタイプ」には、実は、1Fの談話室と同じく、お部屋に真空管アンプのミニ・コンポが設置されているタイプのお部屋があるのです。関節照明のウッディなルームに、南国バリのレイド・バックな雰囲気のTVラックの中で、仄かに暖かい明かりの真空管。柔らかく、粘りあるサウンドの真空管アンプには、バイオリンやボーカルものが似合いますが、色々と懐かしい曲を静かに聴く時間がそこにあります。
空気を浄化する超ナチュラル・コンシャスなお部屋のヒミツは、JNM宿泊料金ページにご紹介しておりますが、そのお部屋で就寝前に、バーボンのオン・ザ・ロックを傾けながら、偉大な音楽レジェンドの名曲に浸りたい気分なのです。

ということで、同館のご紹介のお部屋をご予約のお客様、myCDをお持ちになるとよろしいですよ、と、ジャーニーマンはコッソリお教えいたしますが、どうぞ、大人の節度でボリュームは控えめに。真空管アンプは、小さな音量でも、リッチな中音が耳に届きますから。

2004/06/09

フルーツパーク富士屋ホテルの壁の謎




【新日本三大夜景はいかがですか?】
ご覧のとおりの見事な夜景です。このホテルの存在する笛吹川フルーツ公園は、新日本三大夜景に選出された日本の夜景・新名所です。「日本で二番目に古いリゾートホテル(ちなみに一番目は日光の金谷ホテルさん)富士屋ホテルのいちばん新しいブランチとして、平成9年にオープンしました。

【大農場の領主の館】
富士屋ホテルで初めての試みが随所に取り入れられたホテルで、いちばんの違いは、建物とインテリアにストーリー性を持たせたデザインを施したこと。テーマは「領主の館」。南欧の大農場主の館をイメージして、クラッシックな洋館を、葡萄、桃などのフルーツ出荷量で全国一を誇る甲府盆地東部地区を睥睨する、南面に開けた丘の上に築き上げる試みに挑戦したことでした。

【まだら吹きの外装は職人技】
イタリア・トスカーナ地方にも似るといわれる、この小高い丘の風景に、ノスタルジックでやさしいデザインのホテルを実現するために、外装のコンクリートを、わざと手吹きで、まだらに仕上げることにいちばん苦労したとのことです。通常、壁塗り職人さんは、一面をキレイに凹凸なく仕上げることにウデを磨いていらっしゃるので、わざと雑っぽく仕上げることには相当苦労したそうで、当初、建物北側の非営業エリアで何回も練習してから、表側の仕上げに挑戦されたとのこと。

【本物の欧州製家具と屋根瓦】
インテリアは、手すりや照明のブラケット類がドイツ製。使用感を漂わせるために、わざと銀色をエア吹きして、塗装の剥がれを疑似的に演出しています。ソファ類は、カッシーナ、アルフレックス、B&B Italiaなどのイタリア製品を使用。長いイス文化の国の製品は、やはりかけ心地が違います。個人的には、宿泊フロア(3F〜)のエレベーターホールにトンと据えられた、B&B製のラブソファは本当に欲しい!
屋根の「スペイン瓦」は、実はフランス製。玄関前のアプローチ一面のレンガは、排水性に優れたオーストラリア製で、非常にデリケートな素材だそうです。

【でも、やっぱり温泉】
こうして、西欧コンシャスなホテルは、実物もリアル西欧コンシャスなのですが、そこは日本のホテル、ちゃんと「温泉」があります。温泉に入っちゃうと、どーして日本人は寛いじゃうんでしょう?もちろん、まったく以て、リゾートの必需ですけど。

と、今回は、こちらのホテルのハード面の裏話をご紹介しました。ホテルからの案内で、ただ今は、近隣の万力公園で、ホタルが見られるシーズンとのことです!また、サクランボ狩りもシーズンのまっただ中。
そうそう、最近、某TV番組で《鑑定》された「クラッシック・キャッシュ・レジスター」は、玄関をくぐって右側の暖炉のあるロビー奥に、静かに飾られています。現物を見ると、すごい味わいの深さですが、どうぞ、ご自身の目で鑑定してみてください。

2004/06/07

富士野屋夕亭さんの温泉のヒミツ?

石和温泉のお湯って、アルカリ泉系ですので、見た目は透明で肌のあたりは柔らかいのですが、実は結構「濃い目」でもあります。源泉湧出温度は、地域の平均で約50度。汲み上げて浴槽に配泉することには、ちょどいい感じの温度になるんです。

【温泉、源泉、加水、循環】
温泉の表記については、全国各地で「源泉」や「100%」などの表記が乱立し、平成14年7月の公正取引委員会による実態調査(PDFファイル)が示されたことで、ある程度落ち着いてきた感があります。天然資源ですので、源泉温度が一律でない以上、草津のように高温源泉を湯畑で空気に晒して冷やすことや、ボーリングの深度が非常に深いため、湧出温度が高くても、湯船までにはどうしても温度が下がってしまうため、ボイラーで加温を余儀なくされる場合、あるいは源泉の成分濃度が高すぎるため、歴史的に加水されている温泉など、源泉を使用しているのに、源泉と表記できないケースは、全国に数多みられます。

【衛生管理こそが重要】
レジオネラ菌など、温泉にまつわる細菌感染の例が記憶に新しいところですが、重要なことは、大気や人体が浴槽に持ち込む様々な菌を、いくら源泉の掛け流しでも、その付着や堆積まできれいサッパリ掛け流してくれるわけではありませんので、衛生管理こそが温泉浴場では、いちばん大事なことなのです。

【本当に温泉だけをかけ流しているんです】
富士野屋夕亭の客室露天風呂で、ウチでご紹介している富士野屋夕亭さんですが、自家源泉で館内のお風呂を賄い切れるほどの湯量があり、夏場は温泉プール(こちらはさすがに温度を下げるため加水されますが)まで供給出来るのですが、どうしても冬場になると、湯口の温度が下がってしまい、何らかの温度調整をしないと、お客様が風邪を引かれてしまいます。ボイラーで加温してしまえば、温度は保てるはずでが、それをしないで、他の温度の高い配泉で割泉(という言葉があるのかは分かりませんが)してまで、温泉100%の全館供給にこだわっているんです。

冬場の”温泉割り”があるために「源泉100%掛け流し」との表記を遠慮しているだけで、本当に100%温泉を、大浴場からいちばん小さなタイプのお部屋の部屋風呂までかけ流しで供給しているんです。そのこだわりに、ジャーニーマンとしても是非にと提携をお願いして、掲載させていただいています。

【ファミリー温泉旅行・一人旅で温泉&部屋食】
貸し切り風呂もありますし、ご家族で100%温泉の家族風呂旅行にはおオススメです。また、超スポ掲載にあたり、ジャーニーマンでは「シングル・プラン」をお願いして、設定いただきました。一人旅で、温泉付きの宿がなかなか探せない、あるいは、旅館の広い食事処で一人での食事時間が苦痛という方(私も取材の時いつもそうですから、よく分かっているつもりです)も、お部屋食なら、ゆったりと気兼ねなく滞在を満喫出来ることでしょう。
温泉コストパフォーマンスには、相当の実力の宿ですよ。

2004/06/06

ブログ、はじめました。

このblogでは、はじめまして。キタイ@ジャーニーマンです。
→におります写真の彼は、ビビンバと申します。きっと某局の「マサオくん」に勝るとも劣らない?癒し系の11歳です。

ジャーニーマン・サイトを開設以来、私がホテルマンとして働いていた現役時代のエピソードや、ウチで掲載する宿さんの取材こぼれ話、あるいは、宿での旬なニュースなどを、スタッフ側の視点で綴るスペースを模索していましたが、皆様のお声もお聴かせいただければと思い、Bloggerさんのスペースで、blogを始めてみることにしました。

第一回目は、ご挨拶ということで、ウチのサイトのスタンスと申しますか、どんなつもりでジャーニーマンを作っているのかについて、綴らせていただきます。

【宿屋はエンターテナー】
宿で働いていた者としては、宿泊業って、生身のお客様を生身の人間がお世話させていただくことで成り立つ世界ですので、本当に日々、瞬間瞬間が勝負。特にお客様の休日にご利用いただくリゾート系では、お客様は、非日常の時間と空間をお求めのなか、それぞれの宿でお金を払ってお過ごしになるのですから、「もっと愉しませて!」という要求に応えるのが我々の生命線なわけです。
「笑顔をいただいてナンボ」これに尽きると思います。おいしい食事に笑顔、素晴らしい景色に笑顔…リゾート系はエンターテナーでなくてはいけないと思うのです。

【イイ宿の条件】
宿で働くスタッフも人間です。前日のデートで気分よく、あるいは自分の子供の成績が良かったなど、日常的なことでイイ感じで仕事ができる時もありますし、体調や身の回りのことでテンションの低い時もあります。そうした同僚を他のスタッフが、フロントやレストラン、ルーム・クリーニングといったセクションの垣根を越えてカバーすることを、お互いに繰り返しながら、宿全体で一つのチームとして、一組一組のお客様にトータルでサービスさせていただくことができる宿、が「いい宿」の指標なんだと思います。
「食事は良いけどフロントがダメ」「お風呂は最高だけどご飯は…」では、お客様の満足をいただくことは出来ません。価格に対するトータルな満足度の高さが、イイ宿であり、必然的にリピーターの多い宿となっていきます。

ーこんなことを経験しましたー
フロントマン・デビュー当時のことです。私のミスで、旅行代理店で1泊2食付の宿泊プランをお求めになり、クーポン券でご宿泊のお客様のディナーのグレードを、お申し込み(お支払い済み)のプランよりも一つ下のものでレストランに指示してしまったことがありました。とはいえコース料理ですので、見た目にも明らかにボリュームが足りないとか、隣のテーブルよりあからさまに内容が違うということはありませんし、はじめてご利用戴くお客様。手配ミスにはお気付きの様子はなさそうです。
チェックインも、夜間に行なう料金再チェックも私がやっていましたので、「自分さえ黙っていれば…」という話ですが、さすがにそれは出来ず、夜勤明けに出社した上司に報告しました。上司は事実を支配人に報告して、私の代わりに怒られ、支配人は自筆の謝罪文と差額相当のお食事券を携えて、お客様にお詫びしたのでした。猛省したことは当たり前ですし、今でも「そのお客様と私の消せない過去」として悔いはありますが、「ホテルの仕事の本当の姿」を、人と125年を越えて存在出来うる宿の意味を勉強させてもらった事件です。
お客様にはご納得いただけ、きっと、その応対に妥当性をお感じいただけたのでしょう、「また来ますから、その時はよろしく」とおっしゃり、その後、ホテルのリピーターになってくださいました。私も自分のミスと告白しましたが、その後、とてもご贔屓にしていただけ、個人的に今でも年賀状を交すようになって数年経ちます。私の現役時代は、本当にいい環境でお仕事させていただいたと、今でも感謝しております。

【宿の歴史はお客様が決めるーだから頑張る】
そうした具体的なことばかりでなく、忙しさにかまけたチョットした怠慢は、直ぐにお客様に分かってしまいますし、それは口コミで広がります。そして、それはあくまでも「お客様がどうお感じになるか」だけに依るところですので、「存続する宿」って、やはりお客様に支持していただけるだけのスタンダードがあります。私たち宿に働く者(私はいまや間接的な存在ですが)は、人間ですから完ぺきのお約束は出来ませんが、こうして毎日頑張っています。

【こだわりを求める方に、こだわりポイントを伝えたい】
ジャーニーマン・サイトでは、対面では冗舌でも、Webや広告では口下手な宿の人間に代わって、お客様に「ウチの宿はこういう考えで宿を営み、何にこだわっていて、お客様に選んでいただいたその時間をお楽しみいただきたい」という、それぞれの宿の頑張っている姿を、宿に働く者の立場で、言葉と画像でお客様にお伝えしたいと思って、はじめました。
商用旅行系サイトは、私の知る限り「売れればいい」という作り方で、それは、営業的には全く正しいこととなのですが、新規の方もリピーターも、あるいはWebで存在を知った方も、人の評判や雑誌でお知りになった方も、お選びの宿で過ごす時間とお支払いになる料金は、同一です。宿に働く人間達としては、ソフトもハードも出し惜しみするために手間やコストを掛けている訳ではありませんので、その宿にあるすべてをお客様に味わい、評価していただくことが勝負だと認識しています。

【営業がヘタクソでも、納得を優先させていきたい】
営業下手なので、Webで店舗を運営するのに「大丈夫か?」といわれるぐらい、スローなサイト展開ですが、宿の真摯さを描いて少しでもより深い情報をお客様にお伝えし、ご縁があってウチを経由して紹介する宿をご利用いただけるお客様に、「事前にジャーニーマンの情報があったので、他の方よりも得した気分」とおっしゃっていただけるよう、一軒一軒の宿の取材と撮影、ページ編集に取り組んでいます。
ジャーニーマン・サイトの"about us"にも記しましたが、旅行で支払うお金って、お土産以外、殆どがカタチに残らないモノに支払うことになるのですが、いい経験も悪い経験も、すべてその方だけの経験です。旅行に携わるものとして、その基本には愚直でありたいと考えつつ営んでおりますので、やたらと文字だらけで重い画像のサイトですが、ご贔屓にしていただけましたら嬉しく思います。

と、次回以降は、こんなに長くなりませんが(笑)、とりとめなく不定期に、色々な補足をこのblogでは綴っていきたいと考えております。